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J-GLOBAL ID：201002236364499520   整理番号：10A0333933

ドープしたアームチェア型カーボンナノチューブの非弾性Coulomb散乱

Inelastic Coulomb Scatterings of Doped Armchair Carbon Nanotubes

著者 (3件)： CHIU Chih-Wei (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN) ,  LEE Shih-Hao (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN) ,  LIN Ming-Fa (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 10  号： 4  ページ： 2401-2408  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ドープしたアームチェア型カーボンナノチューブでは,伝導バンドの自由電子はバンド内単一粒子励起と集団励起を起こし,2つの異なるFermi運動量(k_F)状態があるため,いずれの励起も2つのモードへ分裂する。励起されたキャリアはCoulomb励起を介して脱励起される。移動した運動量がL=0のとき,単一粒子励起と低周波数集団励起の2つのモードが有効な脱励起チャネルになる。最低バンドでは,電子減衰速度は右側k_Fを除いて弱いE_F依存性になる。高位バンドでは,脱励起過程にL≠0励起も関係する。電子状態と正孔状態いずれも,キャリアが最低状態へ減衰する場合を除いて,同じ減衰速度で減衰する。減衰速度はアンドープカーボンナノチューブと2次元インターカレートグラフェンとでは大きく異なる。フェムト秒時間分解光電子放出,透過及び蛍光分光法により,予測した結果が検証できる。

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  *Coulomb散乱 ,  伝導バンド ,  集団励起 ,  脱励起 ,  電子散乱 ,  ドーピング ,  時間分解分光法 ,  光電子分光法 ,  蛍光分光法 ,  光透過

分類 (1件)： その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O)

タイトルに関連する用語 (4件)： ドープ ,  カーボンナノチューブ ,  非弾性 ,  Coulomb散乱