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J-GLOBAL ID:201002236392302537   整理番号:10A0520503

液体クロマトグラフィー-質量分析法によるMCF-7ヒト乳癌細胞へのジンセノシドの選択的細胞取り込みに対する定量法確認

Validated quantification for selective cellular uptake of ginsenosides on MCF-7 human breast cancer cells by liquid chromatography-mass spectrometry
著者 (6件):
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巻: 396  号:ページ: 3017-3025  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ジンセノシドはトリテルペノイドサポニンで,朝鮮ニンジンの主要成分である。ジンセノシドは強力な抗がん活性と生物学的作用を有しているが,腫瘍細胞へのジンセノシドの細胞取り込み挙動はまだよく分かっていない。液体クロマトグラフィー/質量分析(LC/MS)法を用い,細胞溶解物及び培地中のジンセノシドを分析し,17minの保持時間以内に15種類のジンセノシドを分離することができた。定量は負イオンモードでのエレクトロスプレイオン化三連四重極質量分析法により行った。両マトリックス中での定量範囲は0.5~2.0ng/mLであった。この方法を用い,ジンセノシドの選択的細胞取り込みを調べ,Rg3,Rk1,Rg5,Rh2,化合物K及びプロトパナキサジオール(PPD)などの比較的無極性のプロトパナキサジオール系ジンセノシド類がヒト乳癌細胞MCF-7細胞に選択的に取り込まれることを見いだした。比較的極性の強いプロトパナキサジオール系ジンセノシドはMCF-7細胞には集積しなかった。もっとも極性の低いジンセノシドであるPPDはもっとも高い取り込み速度を与えた。これらの結果から,化学構造の違いによってジンセノシドの細胞内取り込み速度,したがって抗がん活性が異なることを示した。
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分類 (4件):
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質量分析  ,  液体クロマトグラフィー  ,  動植物,微生物のその他の産生物質  ,  腫ようの薬物療法 
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引用文献 (21件):
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