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J-GLOBAL ID：201002236404215775   整理番号：10A0093758

空洞NiFe₂O₄ナノ粒子の表面スピン不規則性の増大

Enhancement of surface spin disorder in hollow NiFe₂O₄ nanoparticles

著者 (4件)： JAFFARI G. Hassnain (Dep. of Physics and Astronomy, Univ. of Delaware, Newark, Delaware 19716, USA) ,  CEYLAN Abdullah (Dep. of Physics Engineering, Hacettepe Univ., Beytepe, Ankara 06800, TUR) ,  NI C. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Delaware, Newark, Delaware 19716, USA) ,  SHAH S. Ismat (Dep. of Physics and Astronomy, Univ. of Delaware, Newark, Delaware 19716, USA)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 107  号： 1  ページ： 013910  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コア/シェル構造のコア(Ni₃₃Fe₆₇)とシェル(NiFe₂O₄)間の界面化学反応とKirkendall効果を組み合わせた自己テンプレート法により,空洞NiFe₂O₄ナノ粒子を合成した。反応温度と時間に依存する構造および組織変態について詳しく述べた。(Ni₃₃Fe₆₇)/(NiFe₂O₄)ナノ粒子から単相のNiFe₂O₄空洞ナノ粒子への変態動力学は示差走査熱量計により調べた。粒子の空洞形態は,余分の内部表面の形成により磁気特性に表面効果を生じた。磁場冷却ヒステリシスループは,元々ある外側のスピン不規則表面と,これに加わった内部スピン不規則表面から生じた一軸異方性によるかなり大きなシフトを示した。表面異方性の増大もまた顕著であり,これは空洞形態をもつ粒子のブロッキング温度の上昇をもたらした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ニッケル化合物 ,  ニッケルフェライト ,  *空洞 ,  *ナノ粒子 ,  *表面 ,  *スピン整列 ,  多層構造 ,  鋳型反応 ,  反応温度 ,  形態 ,  動力学 ,  反応速度論 ,  示差走査熱量測定 ,  磁気的性質 ,  一軸磁気異方性 ,  ブロッキング ,  鉄合金 ,  ニッケル含有合金 ,  X線回折 ,  透過型電子顕微鏡 ,  磁化 ,  温度依存性 ,  *鉄酸塩 ,  Kirkendall効果 ,  コアシェル構造
準シソーラス用語： ヒステリシスループ ,  ブロッキング温度 ,  化学動力学 ,  界面反応 ,  構造変態 ,  磁場冷却 ,  *不規則性

分類 (2件)： 磁気異方性・磁気機械効果一般  (BM06101B) ,  磁区・磁化過程一般  (BM06111M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 空洞 ,  ナノ粒子 ,  スピン ,  不規則性