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J-GLOBAL ID:201002236481729420   整理番号:10A0508974

ブドウの抗酸化食物繊維はアポトーシスを低下させ,ラットの近位結腸粘膜のグルタチオン還元状態における前還元シフトを誘導する

Grape antioxidant dietary fibre reduced apoptosis and induced a pro-reducing shift in the glutathione redox state of the rat proximal colonic mucosa
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資料名:
巻: 103  号:ページ: 1110-1117  発行年: 2010年04月28日 
JST資料番号: B0336A  ISSN: 0007-1145  CODEN: BJNUA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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消化器疾患については,細胞酸化還元系のバランスの崩れと,活性酸素種(ROS)の濃度上昇が関連していると考えられている。ブドウの抗酸化食物繊維(GADF)はブドウから得られた天然産物であり,繊維と天然抗酸化物質が豊富であることから人が摂取すると血漿中の全コレステロール濃度が有意に低下する等の効果が知られている。本研究では結腸粘膜のグルタチオン還元状態とミトコンドリアおよび細胞質抗酸化酵素防御系の両方がGADF摂取により変化するかどうかを明らかにすることである。グルタチオン還元状態はGSH:GSSG比およびGSSG/2GSH還元状態の両方を指標とした。雄Wistarラットに4週間GADFを摂取させ,GSH:GSSG比,GSSG/2GSHとミトコンドリアおよび/または細胞質の抗酸化酵素活性(SOD,CAT,グルタチオンペルオキシダーゼ),脂質過酸化およびアポトーシスを評価した。この結果,GADF処理ラットはアポトーシスが抑制され,これはSOD活性低下,GSSG含量増加と関連していた。これらの結果から,グルタチオン還元状態および内因性抗酸化酵素の変化によって,GADF摂取に関連するアポトーシス抑制が起こったと示唆された。
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分類 (2件):
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果実とその加工品  ,  腸 
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