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J-GLOBAL ID：201002236485206007   整理番号：10A0014417

レーザー駆動プラズマ軟X線レーザーの開発とその応用

Development of Laser-Driven Plasma X-ray Lasers and Applications

著者 (1件)： 河内哲哉 (日本原子力研究開発機構)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 37  号： 12  ページ： 854-858  発行年： 2009年12月15日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 軟X線レーザーは,励起状態間のエネルギー差の大きな系を利用する。このため,増幅媒質に多価イオンが利用されていて,レーザ生成プラズマなどが有用である。ここでは,近年,本格的に取り組んでいるプラズマ軟X線レーザーの利用・応用研究のいくつかを紹介した。軟X線レーザーの小型化と完全な空間コヒーレンスの実現や,軟X線レーザーの利用研究を説明した。軟X線レーザーの励起に必要なエネルギーはこの20年で4桁近く小さくなり,真にテーブルトップ光源といえる領域まで達している。この光源は,固体の局所加熱による新しい物性研究や,波長と空間コヒーレンスを活用したナノテクノロギー材料の高時間空間分解観察に最も適することを指摘した。また,「水の窓」領域のコンパクトな軟X線レーザーの光源は非常に魅力的なテーマであることも指摘した。

シソーラス用語： *X線レーザ ,  *レーザプラズマ ,  技術開発 ,  レーザ応用 ,  コヒーレンス ,  応用研究 ,  ナノテクノロジー ,  励起状態 ,  *軟X線 ,  光増幅 ,  多価イオン ,  空間分解能 ,  光学窓
準シソーラス用語： *レーザー駆動プラズマ ,  レーザ生成プラズマ ,  空間コヒーレンス ,  軟X線レーザ ,  *軟X線レーザー

分類 (1件)： その他のレーザ  (BD04090H)

引用文献 (23件)：

• 河内哲哉. プラズマ・核融合学会誌. 1998, 74, 568
• KATO, Y. Progress in ultrafast intense laser science. 2008, chapter 10
• ZHERIKHIN, A. Sov. J. Quant. Mech. 1976, 6, 82
• VINAGRADOV, A. V. Sov. J. Quantum Electron. 1983, 13, 1511
• MATTHEWS, D. L. Phys. Rev. Lett. 1985, 54, 110

タイトルに関連する用語 (5件)： レーザー ,  プラズマ ,  軟X線レーザー ,  開発 ,  応用