文献
J-GLOBAL ID:201002236561332505   整理番号:10A0794494

地球環境と交通政策

著者 (1件):
資料名:
巻: 2009  ページ: 29-33  発行年: 2010年03月31日 
JST資料番号: L0480A  ISSN: 0387-3137  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本の民主党のマニフェスト2009で,道路政策の画期的転換(暫定税率廃止,高速道路料金無料化)が発表され,これに対して,反論も提示されている。地球温暖化ガスの排出や道路渋滞は外部不経済をもたらすので,抑制することが望まれる。技術的または制度上の制約が存在しないという前提で,外部費用を各道路利用者に負担させる場合をファーストベストの税・料金体系と呼び,現行税制,民主党マニフェストとの比較を行った。その結果,高速道路で,混雑が発生しない低位ケースではファーストベストに近い燃料税率に当るが,混雑が発生する路線については大幅な料金・税収不足となる。今後の社会実験を反映した通行料金設定が必要になると考える。次に,温暖化防止の対策も検討されねばならず,世界同率の炭素税導入がファーストベストとして考えられるが,これは大幅な利益再分配を伴い,実現は困難である。今後,化石燃料を使用しない電気自動車も普及するので,燃料税を通行料金の財源とすることは不可能となり,走行距離に応じた新たな料金体系が必要となることが想定される。これらについて概括した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境問題  ,  道路輸送・サービス一般 
引用文献 (2件):
  • 金本良嗣 (2007)「道路特定財源制度の経済分析」『道路特定財源制度の経済分析』第1章、pp. 1-32、日本交通政策研究会。
  • Newbery, D. M. and G Santos (1999),“Road Taxes, Road User Charges and Earmarking,” Fiscal Studies Vol.20, No.2, pp. 103-32.
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る