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J-GLOBAL ID：201002236576086519   整理番号：10A0377693

立場が変われば見方も変わる 6 足の数と歩き方

著者 (1件)： 岩淵けい子 (東京動物園協 多摩動物公園)
資料名： アニテックス  (Laboratory Animal Technology and Science)
巻： 22  号： 2  ページ： 27-31  発行年： 2010年02月25日 
JST資料番号： L6727A  ISSN： 0915-3667  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 動物の歩行の特徴について述べた。最初は足の本数の多い昆虫について言及した。昆虫類は中足だけ逆側に出し歩行の安定を図っている。そこで次に体つきの大きいキリンやゾウについて述べた。キリンもゾウも同じ側の足をほぼ同時に出す側体歩であるが,筆者は対角歩で歩くゾウを経験した。不思議に思い他の動物も確認したが,ほとんどが側体歩であった。ある日トカゲが対角歩であることがわかり,ヤモリやイモリも対角歩であることを確認した。この例から,恐らくゾウなどは肺への負担を軽減するために側体歩なのではないかとする著者なりの結論に至った。

シソーラス用語： *歩行 ,  足 ,  昆虫類 ,  キリン科 ,  ゾウ ,  トカゲ類 ,  チンパンジー ,  食肉類 ,  種差
準シソーラス用語： レッサーパンダ科

分類 (1件)： 動物生態学一般  (EE03010W)

引用文献 (2件)：

• 水野祥太郎; ヒトの足 創元社 1984年
• 真鍋 真監訳; 恐竜学 丸善株式会社 2006年

タイトルに関連する用語 (2件)： 足 ,  数