文献
J-GLOBAL ID:201002236586326739   整理番号:10A0715688

ミナミマグロの不確実性に対して強固な管理手続きの開発 理想と現実の間のギャップに橋を架けるための少々いらいらさせられる苦闘

Developing a management procedure robust to uncertainty for southern bluefin tuna: a somewhat frustrating struggle to bridge the gap between ideals and reality
著者 (7件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 359-372  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: Y0467A  ISSN: 1438-3896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
漁業管理は漁業資源の持続的使用を達成するために,主に漁業活動の規制を通して行われている。ほぼ10年の間,資源量評価の不確実性のため,みなみまぐろ保存委員会CCSBTはミナミクロマグロ(SBT)の総漁獲可能量(TAC)についての合意に達するために苦闘している。これに取り組むため,2002年にCCSBTは管理手続き(MP)の開発を始め,TACをどのように適性化するかを決めるための事前合意されたルールのセットが,新しい監視データとして入手可能になった。CCSBTの科学委員会は,魚類個体群と漁業動態をシミュレーションする,過程,観察,およびモデル不確実性を含む操業モデルを用いて,様々なMP候補を試した。候補MPは,以下のような管理目標:捕獲最大化,資源崩壊の回避および年年間捕獲の変動の最小化,に関連するパフォーマンス尺度を用いて評価された。検討されたMPのうち,いくつかは単に実験的データ[すなわち,捕獲努力単位あたりの捕獲(DPUE)に基づく,適性化されたTACの傾向]に頼り,一方別のものは個体群モデルに基づきもっと複雑であった。2005年にはCCSBTは,変動の少ない適度な捕獲を実現し,資源の崩壊を回避するモデルに基づく,MPを採用した。このMPは,異なる利害関係者のリスクの多い観点とリスクを嫌う観点の間の妥協に達した。しかし,この合議による科学的努力に関わらず,このMPは実施されなかった。なぜならば,これが採用された直後に,歴史的捕獲が相当に低く報告されてきたであろうということが,明らかになったからである。この混乱により開発過程の初め近くまで戻らなければならなかった。MPの方法は,さまざまな利点および,さらに探索されるべき課題を持っている。しかし,MPの実施により,人間が導入した不確実性(捕獲の誤報告などのような)を少なくすることこと,生物学的不確実性に対する管理の強固さを高めること,は極めて重要である。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自然保護  ,  水産経済・経営 

前のページに戻る