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J-GLOBAL ID:201002236622902938   整理番号:10A0434205

河床堆積物中の糞尿由来E.colino生存: 温度と堆積物性質の影響

Survival of manure-borne E. coli in streambed sediment: Effects of temperature and sediment properties
著者 (7件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 2753-2762  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Escherichia coli細菌は,汚染された表面水を指定し,水の糞便汚染を防止する管理活動の計画を導くための指標生物として一般的に使用されている。河川堆積物は河川水の糞便細菌(E.coli)の貯蔵庫と潜在的発生源としての役目を果たしていることが知られている。農業流域では,土地適用糞尿,放牧地と野生生物排泄物から流出した糞便物質と共に,大量のE.coliが表面水に流出し,続いて堆積物に堆積している。本研究の目的は,(a)糞尿物質がある河床堆積物に生存するE.coliが堆積物組織と有機炭素含量によって影響されるという仮説を調べること,及び(b)糞尿物質の存在でのE.coli生存データへの指数個体激減方程式の適用可能性を評価することであった。実験を,メリーランド州BeltsvilleのBeaverdam Creek支流の3か所からの堆積物に乳牛糞尿スラリーを1000:1の比率で混合したものを用いたフロースルー型チャンバの3種類の温度(4°C,14°Cと24°C)で行った。堆積物固有のE.coli群集は約101から103MPNg-1の範囲で,一方103の糞尿由来E.coliMPNg-1を添加した。E.coliは,堆積物中の方がその上の水中より長く生存した。指数不活性化モデルは,実験の最初から6~16日後にデータの優れた近似を示した。不活性化の遅れは,同じ粒度分布の組成を有する堆積物の有機炭素含量の増加と共に見られた。堆積物の微粒子と有機炭素含量の増加は,不活性化の遅れと共に温度への不活性化の感度を低下させた。河床堆積物性質を,高流量事象中の微生物学的河川水質に影響するE.coliの貯蔵庫としての堆積物の役割をより良く評価するために記録する必要がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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河川汚濁  ,  微生物の生態 
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