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J-GLOBAL ID：201002236627921698   整理番号：10A0813326

細粒構造用圧延鋼板の製造

Production of Fine Grained As-rolled Structural Plate Steels

著者 (2件)： STALHEIM Douglas G. (DGS Metallurgical Solutions, Inc., WA, USA) ,  GLODOWSKI Robert (Stratcor, Inc., PA)
資料名： Iron & Steel Technology Conference Proceedings  (Iron & Steel Technology Conference Proceedings)
巻： 2010  号： Vol.2  ページ： 1019-1026  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0368B  ISSN： 1551-6997  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 構造用圧延鋼板の結晶粒は,鋼材表面ではASTM 8-10と細粒であっても中心部ではASTM 5~7と粗大化する場合がある。鋼材厚さが12.7mmを越えると,この傾向が著しくなり,機械的性質が劣化する。本報では厚さ方向に均一な細粒化と,平坦度の向上を目的として圧延工程を研究した。結晶粒の厚さ方向の均一性に係る因子として,全圧下率,再加熱温度と時間,幅出し圧延/粗圧延/仕上げ圧延スケジュール,マイクロアロイ添加,仕上げ温度,圧延後冷却を挙げた。粗圧延の場合,仕上げ圧延に入る前の全圧下率は少なくとも60%必要であり,出発スラブ厚の約1/2の時にパス当たりの圧下量を最大にすることが重要である。Nb添加の場合には1000°C以下の圧延パス過程において再結晶無しの細粒化が可能である。

シソーラス用語： *結晶粒度 ,  *結晶粒微細化 ,  機械的性質 ,  仕上圧延 ,  粗圧延 ,  圧延温度 ,  圧下率 ,  鋼板 ,  *熱延鋼板 ,  圧延 ,  *熱間圧延 ,  板厚方向
準シソーラス用語： 仕上温度【圧延】 ,  幅出し圧延

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  圧延技術  (WC06030Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 細粒 ,  圧延 ,  鋼板