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J-GLOBAL ID：201002236688525973   整理番号：10A0797607

DC磁場でKeggin-型ポリオキソタングステートと過酸化水素で触媒される燃油の酸化的脱硫

Oxidative Desulfurization of Fuel Oil with Hydrogen Peroxide Catalyzed by Keggin-type Polyoxotungstate in a DC Magnetic Field

著者 (3件)： JIN A. H. (Beijing Univ. Chemical Technol., Beijing, CHN) ,  LI B. S. (Beijing Univ. Chemical Technol., Beijing, CHN) ,  DAI Z. J. (Beijing Univ. Chemical Technol., Beijing, CHN)
資料名： Petroleum Science and Technology  (Petroleum Science and Technology)
巻： 28  号： 7/9  ページ： 700-711  発行年： 2010年05月01日 
JST資料番号： A0661C  ISSN： 1091-6466  CODEN： PSTEFV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,硫黄を含有する化合物の酸化系で補助的磁場と触媒としてのKeggin-型金属置換ポリオキソタングステート[(C₄H₉)₄N]₄[PW₁₁Fe(H₂O)O₃₉]を結んで,ジベンゾチオフェン(DBT)の酸化を調べた後に様々な作用条件下で溶媒抽出した。またディーゼル油の脱硫法の有効性を調べた。磁場支援酸化的脱硫(MAOD)プロセスは,モデル溶液や実際のディーゼル油中で硫黄含流化合物の酸化反応を有効的に促進し,DBTや流動接触分解(FCC)ディーゼルの酸化に促進能を示した。全ての実験において,MAOD下で得られた酸化的脱硫速度は,磁場無しの場合のそれよりも早かった。最適化MAOD条件下(17.3mT磁場強度,反応時間30分,温度70°C,H₂O₂/基質比=3,触媒添加量4%wt溶液)でモデル溶液のDBTの硫黄含量は,1000から28.5ppmに減少し,FCCディーゼルのそれは,5,647から508ppmに減少した。酸化された燃油の極性溶媒による処理は,有効である事がわかった。スルホン酸塩は,溶媒抽出で除去される。

シソーラス用語： 流動接触分解 ,  *塩 ,  *ヘテロポリ酸 ,  *ディーゼル燃料 ,  *過酸化水素 ,  *磁場 ,  *脱硫反応 ,  *タングステン酸塩 ,  鉄化合物 ,  直流 ,  *Keggin構造 ,  触媒 ,  燃料油 ,  酸化 ,  硫黄 ,  化合物 ,  金属 ,  置換 ,  リン化合物 ,  最適化 ,  *磁場効果 ,  溶媒 ,  溶媒抽出 ,  極性溶媒
準シソーラス用語： DC ,  スルホン酸塩 ,  ディーゼルオイル ,  *ポリオキソ金属酸塩 ,  燃油

分類 (2件)： 均一系触媒反応  (CB06090Q) ,  液-液界面  (CB12030F)

タイトルに関連する用語 (6件)： DC磁場 ,  過酸化水素 ,  触媒 ,  燃油 ,  酸化 ,  脱硫