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J-GLOBAL ID:201002236724592887   整理番号:10A0151264

ミクログリアにおけるp53経路の阻害は,Alzheimerペプチドへの暴露後のミクログリア誘導の神経毒性を減弱させる

Inhibiting p53 pathways in microglia attenuates microglial-evoked neurotoxicity following exposure to Alzheimer peptides
著者 (4件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 552-563  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者等は,ミクログリアの活性化と脳修復機構におけるp53の役割を検証した。ラットの初代培養脳ミクログリア,小脳顆粒細胞,N9ミクログリア細胞株を用い,クロモグラニンA,βアミロイド25~35といった活性化剤を作用させると,4~6時間をピークとするアポトーシスが起こった。p53転写阻害剤ピフィトリン-αはミクログリアのp53発現を有意に減少させ,活性化剤により誘導されたミクログリアのアポトーシスのレベルを有意に低下させた。塩化リチウムもp53の発現レベルを低下させ,ミクログリアのアポトーシスを減少させた。このことはグリコーゲンシンターゼが重要な役割を果たしていることを示唆する。p53経路の調節は,ミクログリアの誘導型一酸化窒素シンターゼ発現及びTNFα分泌を変化させた。これらから著者等は,p53を介するミクログリアのアポトーシスはミクログリアの神経毒性を阻害することが出来,ミクログリアのp53仲介経路の遺伝子治療はAlzheimer病の治療に役立つ可能性があると結論した。
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分類 (3件):
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中枢神経系  ,  細胞生理一般  ,  生物学的機能 
物質索引 (5件):
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