抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,シイタケの菌床栽培方法の検証および栽培に関する早期の技術習得のためのパラメータ設計の方法を検討した。時間経過と質量の二元表を実験毎に集計するという精密累積法を用いてシイタケの菌床栽培実験を行った結果,本方法の応用が有効であった。低コスト化のため,菌床の質量を小さくし,基材は一般的な広葉樹,栄養材は最近研究されたものを使用せず,従来の米ぬか等を使用したので,収量は期待より少なく,かつ実験間でシイタケの発生個体数のバラツキが大きかった。シイタケの栽培においてはアオカビ等の雑菌対策が必要であり,ハウス内の温湿度や空気の清浄度の管理が必要である。本実験結果の分散分析により判明有意な条件について,さらに検討を行い,より良い栽培条件を見つけることが今後の課題である。