文献
J-GLOBAL ID:201002236754115480   整理番号:10A0750751

キロプチカル性のビナフトピランスイッチ:ポリスチレン膜に於ける増幅したCD応答

A chiroptical binaphthopyran switch: amplified CD response in a polystyrene film
著者 (4件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 1109-1115  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ポリスチレン薄膜中の光発色性の2つの2H-ナフト[2,3-b]ピラン単位から成るキロプチカル性の分子スイッチ(5)の閉込めが,スイッチングでの高い疲労抵抗と増幅したCD応答を保証していた。2つの2H-ナフト[2,3-b]ピラン単位から成るキロプチカル性の分子スイッチ(5)の合成と特性化を報告した。ナフトールからナフトピランを調製するために示された以前に報告された合成法は,BINOLから所望のビナフトピラン(5a)を得られなかった。それ故,5aの合成は,アリルアルコール(7)とジヨード前駆体(8)のHeckカップリングと,それに続くシリカ支援環化反応を通したピラン環の積み上げを必要とした。313nmでの紫外光による5aの照射が,ピラン環の緩慢な光化学開環(t1/2=79min)を一つだけ引き起こした。逆閉環が74kJmol-1の活性化障壁で自発的に発生した。しかし,スイッチ(5)の徐々の立体異性化および/またはフェージングが,溶液中のスイッチングでCD信号強度の略一方向増加/減少を生じていた。高分子膜中への(5)の拘束がその疲労抵抗を可なり改良しており,複数の可逆的なスイッチングを維持できる様にしていた。更に,ポリスチレン膜と(5)の相互作用が,スイッチング過程で108mdegまで増大したCD信号振幅によって検出された如く,そのキロプチカル性応答を増幅していた(5b/5aの信号比が6:1以上に)。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物・錯体の磁気光学・電気光学スペクトル(分子)  ,  ピラン  ,  ナフタレン  ,  その他の光伝送素子 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る