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J-GLOBAL ID:201002236761692492   整理番号:10A0536773

健康・食行動変化を促進させる栄養カウンセリングにおける行動変化理論および戦略に関する根拠の状況

State of the Evidence Regarding Behavior Change Theories and Strategies in Nutrition Counseling to Facilitate Health and Food Behavior Change
著者 (7件):
資料名:
巻: 110  号:ページ: 879-891  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: H0466A  ISSN: 0002-8223  CODEN: JADAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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栄養学分野で検証された行動変化理論およびモデルは栄養-関連行動変化の順序だった説明を提示している。これらは栄養ケアプロセス,栄養評価,介入および結果評価の誘導のために必要である。米国栄養士協会の証拠分析ライブラリーにおける栄養カウンセリングワークグループは,栄養カウンセリングに使用する行動変化理論および戦略に関連する査読済み文献の系統的レビューを行った。2007年7月から2008年3月に240件の文献がレビューされ,87件の研究が試験対象基準に適合した。ワークグループはこれらの文献を体系的に評価し,結論記述を編成し,利用可能な根拠に基づいて等級分けした。強力な根拠は行動理論と,認知行動療法の基礎である認知行動理論の併用利用を支持するために存在し,目的とする食生活,体重および心血管と糖尿病危険因子の変化を促進する。根拠は強力に中時間(6~12か月間)のCBTと長時間(12時間以上の持続)のCBTを受けて,2型糖尿病と高血圧症発病を防ぐまたは遅らせることを目的としている2型糖尿病患者で特に強かった。栄養-関連行動変化に対する汎理論的モデルの適用を評価した研究はほとんどなかった。社会的認知理論を利用した栄養カウンセリングの有効性を実証した入手可能な研究はなかった。特にCBTと組み合わせた非常に効果的なカウンセリング戦略である動機づけ面接がみられた。強力な根拠により,セルフモニタリングおよび食事代替物および/または献立作成の有効性が実証された。経済報酬戦略が効果的でないことが有力な根拠により実証された。目標設定,問題解決および社会的支援は効果的な戦略だが,さらに多くの集団に対する追加研究が必要である。栄養ケア介入に適用する行動変化理論および戦略の有効性の定期的実証及び評価が望まれる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  食品一般  ,  公衆衛生 

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