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J-GLOBAL ID：201002236797136251   整理番号：10A0503052

ヘリウム結合の合理的な設計

The rational design of helium bonds

著者 (1件)： RZEPA Henry S. (Imperial Coll. London, London)
資料名： Nature Chemistry  (Nature Chemistry)
巻： 2  号： 5  ページ： 390-393  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： W2267A  ISSN： 1755-4330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超配位し,半球状に結合した第一列の原子を含むヘリウムのための応力配位サイトをつくることを含む方法を示した。これらの系がヘリウム原子と相互作用し短い接触をつくると想定され,電子密度のトポロジー解析から,これらは最近提案された電荷シフトの多様性に属すると見られる明確な結合であることが明らかになった。この非共有特性は結合の安定化が解離座標上に局在化していることを意味しており,これは解離に対して障壁が低い原因と見られる。この特性により純粋に電子的制御を用いてこれら化学種に長い速度論的寿命を与えるのを難しくしている。大きい嵩高な置換基を使って寿命を延ばす試みはこれまで上手くいっていないが,十分な検討はされておらず,別の設計で成功の可能性はあると考えられる。

シソーラス用語： *ヘリウム ,  *配位結合 ,  *分子設計 ,  電子密度 ,  位相幾何学 ,  解離 ,  分布 ,  障壁 ,  置換基効果 ,  CCSD/T法 ,  電荷移動 ,  化学結合 ,  寿命
準シソーラス用語： エネルギー障壁 ,  トポロジー ,  局在化 ,  非共有結合

分類 (2件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (2件)： ヘリウム ,  設計