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J-GLOBAL ID：201002236864265002   整理番号：10A0914820

生物多様性保全の現場から 人工林管理と生物多様性

著者 (1件)： 速水亨 (速水林業)
資料名： 森林環境
巻： 2010  ページ： 107-119  発行年： 2010年03月30日 
JST資料番号： L4341B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,林業の生産性は高密度作業路と林業機械の組合せにより向上している。しかし,作業道の掘削などでは多量の土壌流失が生じるなど機械化には課題もある。本稿では,森林の機能を配慮した人工林管理と生物多様性について考察した。最初に,林業経営の視点から原生林の破壊と人工林の生物多様性に触れた。適切な施業を続けることでは人工林の多様性は確保されない。そこで,人工林の多様性について育成中のヒノキ林を例に,広葉樹の自然林を残すことで,樹齢の変化に伴い林分の生物相が経時変化し,植生の多様性が高い森林が形成されることについて説明した。最後に,広葉樹植林を考察するとともに,生物多様性のガイドラインなどについて意見を述べた。

シソーラス用語： *人工林 ,  資源管理 ,  生物多様性 ,  *保全 ,  天然林 ,  ヒノキ ,  広葉樹林 ,  林分 ,  植生 ,  生物相 ,  環境保全 ,  自然保護 ,  *林業
準シソーラス用語： 森林管理 ,  *生物多様性保全

分類 (2件)： 森林の人工更新  (FF03020L) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 生物多様性保全 ,  現場 ,  人工林 ,  生物多様性