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J-GLOBAL ID:201002236992734570   整理番号:10A0216784

ヒトHeLa子宮頸癌のTRAIL耐性に対するT-リンホカイン活性化キラー細胞由来蛋白質キナーゼの必要性

Requirement of T-lymphokine-activated killer cell-originated protein kinase for TRAIL resistance of human HeLa cervical cancer cells
著者 (5件):
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巻: 391  号:ページ: 830-834  発行年: 2010年01月01日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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T-リンホカイン活性化キラー細胞由来蛋白質キナーゼ(TOPK)は,各種の癌細胞で多く発現しており,癌細胞の増殖維持で重要な役割をすると考えられている。しかしながら,TOPKが癌細胞の増殖を調節する基になる機構は,明らかになっていない。ここでは,アップレギュレートされた内因性TOPKが,腫瘍壊死因子関連アポトーシス誘導リガンド(TRAIL)により誘導される,アポトーシスに対する癌細胞の耐性を増加することを報告する。TOPKの安定なノックダウンは,対照細胞と比べ,ヒトHeLa子宮頸癌のTRAILが仲介するアポトーシスを著しく増加した。TRAILに反応したカスパーゼ8またはカスパーゼ3活性は,TOPK枯渇細胞で著しく増加した。TOPKの除去は,TRAILが仲介するNF-κB活性を負に調節した。更に,NF-κB依存遺伝子,FLICE阻害蛋白質(FLIP),アポトーシス阻害剤蛋白質1 (c-IAP1)またはアポトーシスのX連鎖阻害剤蛋白質(XIAP)は,TOPK枯渇細胞で低下した。これら結果は合わせて,TOPKがNF-κB活性を介し癌細胞のTRAIL耐性に関ることを示し,TOPKがTRAILを用いた癌治療の成功に対する分子標的になる可能性を示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞構成体一般 

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