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J-GLOBAL ID：201002237026920020   整理番号：10A0283662

“MELSEC-Lシリーズ”シーケンサ

著者 (4件)： 柿本康一 (三菱電機) ,  谷出新 (三菱電機) ,  山本順司 (三菱電機) ,  矢木孝浩 (三菱電機)
資料名： 三菱電機技報
巻： 84  号： 3  ページ： 183-186  発行年： 2010年03月25日 
JST資料番号： F0198A  ISSN： 0369-2302  CODEN： MTDNAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 三菱電機は,“MELSEC-Lシリーズ”シーケンサを開発し,製品化した。このシリーズは,小中規模制御装置に必要な“機能”“性能”“操作性”をコンパクトなシステムに凝縮し,次のような現場ニーズにこたえるコストパフォーマンスとユーザビリティを追求したシーケンサである。(1)現場ニーズにこたえる機能。ベースレス構造の採用と,CPU(Central Processing Unit)ユニットに多彩な機能やインタフェースを標準搭載することで,システムコストの大幅な削減を実現した。また,ロギング機能をCPUユニットに標準装備し,トレーサビリティ等の生産データの運用コストを削減した。(2)現場ニーズにこたえる性能。製造コスト削減に向けたタクトタイムの短縮が求められており,このシリーズでは,シーケンス制御の基本性能に加え,位置決め機能の始動時間や,アナログデータの変換時間の高速化を実現した。(3)現場ニーズにこたえる操作性。表示ユニットによって,デバイスデータのモニタやテスト,トラブル発生時の一次診断を,パソコンレスで手軽に行うことができる。また,ユニットの視認性向上を目的として,ユニバーサルデザインを採用した。立ち上げから運用,保守にかかわる操作性を向上させた。(著者抄録)

シソーラス用語： *制御装置 ,  *シーケンス制御 ,  中央処理装置 ,  インタフェイス ,  データロガー ,  作業時間 ,  工程 ,  表示装置 ,  設計 ,  アクセシビリティ ,  ヒューマンインタフェイス ,  人間工学
準シソーラス用語： *シーケンサ ,  ユニバーサルデザイン

分類 (1件)： 電気式制御機器  (IC02020Y)

タイトルに関連する用語 (1件)： シーケンサ