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J-GLOBAL ID:201002237028922321   整理番号:10A0908110

動植物の相互作用に関わる植物の香り(HIPV)の生合成と制御メカニズム

著者 (1件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 218-223  発行年: 2010年08月28日 
JST資料番号: L6372A  ISSN: 1345-4722  CODEN: ARREFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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生態系における植物と昆虫の相互作用に,植物が害虫からの食害を受けた際に揮発性化合物(植食者誘導性植物揮発性物質,HIPV)を大気環境に放出し,害虫の天敵生物を呼び寄せて害虫を退治する現象が含まれる。今回,HIPVの主要成分であるテルペンと”みどりの香り”に注目し,HIPVの複雑な生合成と制御メカニズムについて紹介した。植物では,モノテルペン,セスキテルペン,ホモテルペンが害虫からの食害を受けた際に大気中に放出され,周囲の生物への相互作用を促す。”みどりの香り”は草木から放出される青臭い香りの総称で,生体膜から遊離する脂肪酸から合成されるC6やC9の揮発性オキシリピン類のことである。これらの揮発性テルペンの生合成経路を示した。HIPVの制御メカニズムとして,初期応答,テルペンと”みどりの香り”の制御機構の違い,生体膜のシグナル伝達機構を示した。HIPV生合成に関わる研究は,生態系相互作用の分子メカニズムの解明において重要な基盤であると結んだ。
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (33件):
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