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J-GLOBAL ID：201002237060500773   整理番号：10A0281958

引張あて材におけるマンナン,キシラン,ガラクタンの堆積過程

著者 (3件)： 吉浦啓介 (京大 大学院) ,  粟野達也 (京大 大学院) ,  高部圭司 (京大 大学院)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 60th  ページ： ROMBUNNO.A18-1430  発行年： 2010年 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 引張あて材は,正常材と比較して,キシロースとマンノースが少なく,ガラクトースは多いということが知られている。本研究では,免疫標識法を用いて,マンナン,キシラン,ガラクタンの分布を複数の広葉樹引張あて材について調べた。マンナンの標識がオポジット材の木部繊維二次壁で強く見られたが,あて材の木部繊維二次壁では弱くなっていた。キシランの標識は,オポジット材とあて材で大きな差は見られなかった。また,G層において,マンナンとガラクタンの標識が見られ,G層の発達段階や樹種によってそれぞれ異なる標識パターンを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： マンナン ,  キシラン ,  ガラクタン ,  細胞壁 ,  木部 ,  *引張部材 ,  種差 ,  傾斜角
準シソーラス用語： 二次壁 ,  *引張材

分類 (1件)： 植物形態学・解剖学  (EH01040Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 引張あて材 ,  マンナン ,  キシラン ,  ガラクタン ,  堆積過程