文献
J-GLOBAL ID:201002237074527194   整理番号:10A0904386

原乳から調製した伝統的な無スタータチーズから単離した野生Lactococcus lactis菌株が生産したバクテリオシン

Bacteriocins produced by wild Lactococcus lactis strains isolated from traditional, starter-free cheeses made of raw milk
著者 (5件):
資料名:
巻: 143  号: 1-2  ページ: 61-66  発行年: 2010年09月30日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
原乳から調製した5種類の伝統的無スタータチーズの加工中および熟成段階で集めた一連の306種Lactococcus lactis単離菌について,ランダム増幅多型DNA(RAPD)および反復遺伝子外パリンドローム(REP)タイピングにより60種の細菌菌株を調べた。60種の菌株の中の17種が個体および液体の両培地でバクテリオシン様化合物を生産した。遺伝型レベルにおいて,16種の菌株が分子法によりL.lactis subsp. lactisに,また1種がL.lactis subsp. cremorisに属すると同定された。L.lactis subsp. lactis菌株の中で,表現型および遺伝的データから11種がナイシンA(9菌株)あるいはナイシンZ(2菌株)のいずれかを生産し,5種がラクトコクシン972を生産する事を確認した。可変濃度の2種バクテリオシンがいろいろな菌株により生産された。またナイシンは安価な,乳および食肉原料培地で生産され,工業的プロセスにおけるその産生菌主の実用化が可能である事が分かった。特異的PCRおよびヌクレオチドとアミノ酸の配列分析から,単一のL.lactis subsp. cremoris単離菌が生産した阻害剤をラクトコクシンG様バクテリオシンと同定した。食品のバイオプリザベーションのための機能性成分としてのバクテリオシンの使用以外に,伝統的チーズから新たに同定されたバクテリオシン産生L.lactis菌株はまたチーズの熟成を加速させる防御作用および/または添加培養性を持ったスタータカルチャーの設計に有効である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
チーズ  ,  抗生物質一般 

前のページに戻る