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J-GLOBAL ID:201002237112122632   整理番号:10A0343489

給餌ミルクの乳脂肪球皮膜がFischer344ラットの大腸異常腺窩を減少させる

Dietary Milk Fat Globule Membrane Reduces the Incidence of Aberrant Crypt Foci in Fischer-344 Rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 2157-2163  発行年: 2010年02月24日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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乳脂肪皮膜(MFGM)は主としてタンパク質と脂質の膜で構成され,脂肪球を包んでおり,生物活性を有するとみなされているが,摂食試験で検討された例はあまりない。本研究では,コーン油(CO)や無水乳脂肪(AMF)と比較して,MFGMが大腸がんに対して発ガン防止効果を持つかをラットを用いて調べた。試験にはAIN-76A飼料を共通とし,それぞれコーン油,無水乳脂肪,および50%MFGM+50%を添加した飼料を13週間与えて比較した。試験期間中には,摂取量,体重増,体型には変化が認められなかった。しかし,13週後における大腸腺窩巣の解剖所見において,MFGM飼料では他に較べ有意に腺窩巣が少なかった。大腸粘膜における遺伝子発現の調査では,ガン遺伝子の発現に差はなくスフィンゴリン脂質の構成にも差が認められなかった。血漿と赤血球では著しい差が認められはしたが,ガン防止とは無関係であった。従って,スフィンゴリ脂質のガン防止説は摂取ミルク中のMFGMに帰せられてよい。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  抗腫よう抗生物質の基礎研究 

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