文献
J-GLOBAL ID:201002237146245822   整理番号:10A0060644

河川中の医薬品の環境リスクアセスメント: Llobregat川(北東スペイン)の危険指標と水生大型無脊椎動物多様性指数間の関係

Environmental risk assessment of pharmaceuticals in rivers: Relationships between hazard indexes and aquatic macroinvertebrate diversity indexes in the Llobregat River (NE Spain)
著者 (7件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 153-162  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
廃水処理システムから河川への医薬品の継続的流入は,これら化合物の本質的 生物活性のため流入水圏の水生生態系に悪影響を生じる可能性がある。この問題を調べるため,筆者等はLlobregat川流域(北東スペイン)の下流部 で環境リスクアセスメントを行なった。調査は,この河川の主流とその支流の1つ(Anoia川)にある7つの試料採取地で3回採取活動して行なった。各試料で,様々な治療分野(鎮痛薬と非ステロイド系消炎作用(NSAIDs),脂質調整剤,精神治療薬,抗ヒスタミン薬,潰瘍治療薬,抗生物質とβブロッカー)に属する29の一般的に使用されている医薬品を測定した。同時に,同じ場所の大型無脊椎動物群集状態もまた調べた。危険指数指標を,大部分の代表的化合物で,環境毒性に一般的に用いるいわゆる魚類,Daphniaと藻類の3つのバイオアッセイのための濃度とEC<sub>50</sub>報告値との間の比として予測した。危険指標は,存在するすべての化合物の危険指数を合計し,3つの試料採取活動の平均値を取って各試料で得た。一般に,危険指数は下流になるほど増加する傾向があった。2つの河川の最も上流に位置する場所のみが,3つのバイオアッセイで低リスクの資格を得ることができた。最も鋭敏なバイオアッセイは藻類で,続いてDaphniaと魚であった。対数変換危険指標は,密度とバイオマスの両方から定量した大型無脊椎動物のShannon多様性指標と非常に優れた逆相関(r=-0.58~-0.98,p<0.05)を示した。最良の相関は,その大型無脊椎動物への分類上の近似性から期待されたように,Daphniaに基づく危険指標で得られた。Anoia川の1か所で見られた異常な相関挙動を,近くに存在する工業で発生した工業起源の以前に報告した他の汚染物質の存在で説明した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
河川汚濁  ,  その他の汚染原因物質  ,  薬物学一般 

前のページに戻る