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J-GLOBAL ID:201002237209916250   整理番号:10A1031060

TGFβシグナリングはウニ胚において繊毛帯の位置を決め,ニューロンをパターン形成する

TGFβ signaling positions the ciliary band and patterns neurons in the sea urchin embryo
著者 (5件):
資料名:
巻: 347  号:ページ: 71-81  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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繊毛帯は口側および反口側外胚葉の間で特定化される胚性外胚葉の独特の領域である。フラスコ型の繊毛細胞とニューロンはこの領域で分化し,それらは幼生の主要な遊泳および摂食器官として機能する統合された組織を形成するようパターン形成される。外胚葉の口側および反口側のパターン形成を仲介することが知られているTGFβシグナリングは繊毛帯の形成と結びつけられてきた。我々はモーフォリノノックダウンとRNAの異所的発現を用いてリガンド,受容体,そしてシグナル伝達の構成要素のレベルでTGFβシグナリングを変え,繊毛帯と付随するニューロンの分化およびパターン形成を評価した。我々はこれらのシグナルの主要な効果は,神経分化を支持する繊毛細胞の位置決めであることを提唱する。我々はLeftyにより局在化されることが知られているNodalシグナリングが繊毛帯の口側の縁の位置決めをすることを示す。Alk3/6を介したBMPからのシグナリングは繊毛帯の口側および反口側の縁の位置決めに影響する。NodalおよびBMPシグナリングは共に,神経形成を支持しない外胚葉を産み出すので,我々は繊毛帯の形成はこれらのシグナルからの保護を必要とすることを提唱する。BMP2/4およびNodalの発現は神経分化を抑制する。しかし受容体のノックダウン,あるいは優勢阻害型のシグナル伝達の構成要素に対する反応は,シグナリングが特定化されていない外胚葉細胞がニューロンに分化しないよう阻止するよう直接機能するのではないことを示す。代わりにそれは神経形成を支持する繊毛帯細胞の制限された範囲を産み出す。我々は繊毛帯の位置取りと分化を引き続く神経パターン形成を決定するNodalおよびBMPシグナリングの空間的に調節された制御を組み込んだモデルを提唱する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞構成体の機能  ,  発生と分化 

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