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J-GLOBAL ID:201002237226769563   整理番号:10A0604970

光力学療法のためのプルラン/葉酸-光増感剤抱合物の自己消光多糖類ベースナノゲル

Self-quenching polysaccharide-based nanogels of pullulan/folate-photosensitizer conjugates for photodynamic therapy
著者 (2件):
資料名:
巻: 31  号: 24  ページ: 6325-6335  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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プルラン/葉酸-フェオホルビド-a(Pheo-A)抱合物から合成した自己消光多糖類ベースナノゲルを,正常組織での光増感剤(PS)光毒性を低減して腫瘍治療の効率を増強する能力について検討した。ナノゲルは有機溶媒(DMF)中で蛍光および一重項酸素生成を含む光活性特性を示したが,これらの特性は蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)効果に類似する光増感剤基の自己消光のため,PBSでは抑制された。PFP2ナノゲルをエラスターゼまたはHeLa癌細胞と同時インキュベートすると,その光活性が回復した。これらの結果は,ナノゲルが葉酸受容体媒介エンドサイトーシスで癌細胞に取り込まれ,リソゾーム中の種々の酵素で分解されて,光活性の回復を誘導することを示す。in vivo研究では,遊離Pheo-Aは投与直後に蛍光を示した;しかし,ナノゲル蛍光は投与後30分で検出され,12時間で有意に増加し,3週間以降まで持続した。ナノゲルの光毒性特性は遊離Pheo-Aのそれらと類似しており,IC<sub>50</sub><0.25およびアポトーシス性細胞死の結果となった。これらの結果に基づいて,自己消光PFPナノゲルは最小の好ましくない光毒性の新規光力学療法を設計するのに使用可能であることを示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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