文献

J-GLOBAL ID：201002237252312946   整理番号：10A0004815

Zr-Ti-Cu-Al-Ni系金属ガラスの結晶化挙動におけるフッ酸処理の影響

Effect of hydrofluoric acid treatment on the crystallisation behaviour of Zr-Ti-Cu-Al-Ni metallic glass

著者 (2件)： PAILLIER Jerome (IFW Dresden, Postfach 270116, 01171 Dresden, DEU) ,  GEBERT Annett (IFW Dresden, Postfach 270116, 01171 Dresden, DEU)
資料名： Thermochimica Acta  (Thermochimica Acta)
巻： 497  号： 1-2  ページ： 85-95  発行年： 2010年01月10日 
JST資料番号： E0350C  ISSN： 0040-6031  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属ガラスZr₅₉Ti₃Cu₂₀Al₁₀Ni₈の表面をフッ酸(HF)エッチング処理で修飾した。失透や結晶化過程を主体に等温示差走査熱量法(DSC),X線回折(XRD)及び走査電子顕微鏡(SEM)により検討した。核成長過程は結晶化の機構であるが;JMAモデルはどの状況でも使えなかった。代わりの方法をデータ解釈用として使用した。結果から失透過程は表面の核化に強く影響を受け,表面トポロジーが関与していた。Zr₃Al₂は窪み面にできた最初の相であるが,準結晶性のZr₂Ni-ベース相では,より平たい面に生成した。しかしながら表面層に酸化物が有ると表面核化を起こし,例えばトポロジー的違いの結果にならなかった。更に準結晶化を進めると,DSC実験中,熱での再酸化により,競争しながらZrO₂を平行して生成するように見えた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *金属ガラス ,  ジルコニウム合金 ,  チタン含有合金 ,  銅含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  ニッケル含有合金 ,  *結晶化 ,  *酸処理 ,  *エッチング ,  *失透 ,  示差走査熱量測定 ,  X線回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  結晶核形成 ,  位相幾何学 ,  等温過程
準シソーラス用語： *フッ化水素酸

分類 (2件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z) ,  非晶質金属の構造  (BK04020D)

タイトルに関連する用語 (3件)： ガラス ,  結晶化挙動 ,  酸処理