文献
J-GLOBAL ID:201002237396364568   整理番号:10A0925969

CO2削減に向けて/II.各論 3.建設施工における取組み PC橋上部工のCO2排出量の見える化

著者 (4件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 91-94  発行年: 2010年09月01日 
JST資料番号: S0301A  ISSN: 0387-1061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
地球温暖化現象に着目し,CO2削減に向けての取り組み状況を紹介する特集である。今回は,プレストレストコンクリート(PC)橋上部工を対象に,建設時におけるCO2排出量の見える化(定量化)を紹介する。CO2排出量算出の対象は,1)使用材料の製造に伴って生じるもの,2)施工機械の運転の伴う燃料と電力消費(施工直接),3)施工機械の生産によって生じるもの(施工間接),とした。その結果,支間20~90mの範囲では,単位橋面積あたりのCO2排出量は0.33~0.53トン/m2であることがわかった。CO2排出量に占める内訳では,使用材料が全体の80%を占め,その中ではコンクリートが最も大きい(42.3%)。施工機械では,施工直接が15%,施工間接が5%で,合わせて20%であった。無駄な断面をそぎ落としコンクリート使用量を減らすことや,混和材料を使用しポルトランドセメント量を減らすことで,CO2排出量を10%削減できれば,全体で4.5%程度削減できることになる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コンクリート橋,その他の材料を用いた橋  ,  環境問題 
引用文献 (5件):
  • 手塚正道. PC橋の建設に伴うCO_2排出量の削減に向けて. プレストレストコンクリート技術協会 第37回PC技術講習会テキスト, 2009. 2009
  • 宮川豊章. PC構造物の品質・耐久性向上技術. プレストレストコンクリート技術協会 第38回PC技術講習会テキスト, 2010. 2010
  • プレストレスト・コンクリート建設業協会. PC道路橋計画マニュアル. 2007
  • 土木学会. コンクリートの環境負荷評価 (その2). 2004, 39-40
  • 建設省土木研究所. 資源・エネルギー消費, 環境負荷の算定手法の開発と実態調査報告書 (その2). 1994
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る