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J-GLOBAL ID：201002237421680615   整理番号：10A0910919

多色光源を用いた界面選択的な4次のコヒーレントラマン分光装置の開発

著者 (1件)： 野本知理 (神戸大 自然科学系 先端融合研究環分子フォトサイエンス研究セ)
資料名： ひょうご科学技術協会学術研究支援事業研究成果報告書
巻： 2009  ページ： 136(1),137-140  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： L5775A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポンプ光として,通常の600nm付近の赤色光以外の光を用いる4次のコヒーレントラマン分光法を開発し,より多くの試料に適用できるようにすることを目的とする。また,遠赤外光により直接励起して振動準位の変異を行う方法についても同時に検討する。ポンプ光として,400および800nmの光を用いて二酸化チタン単結晶表面を測定した結果,620nm光の場合と同様のピークが得られ,多色光源を用いても4次のコヒーレントラマン分光が測定できることが示された。また遠赤外光(パルス)励起についても二酸化チタン表面に由来するピークが得られた。この結果は界面敏感な時間領域振動スペクトルの初めての測定例である。

シソーラス用語： *光源 ,  *多色性 ,  *コヒーレント光 ,  *Raman分光法 ,  *スペクトロメータ ,  遠赤外線 ,  酸化チタン ,  単結晶 ,  *界面 ,  第二高調波発生
準シソーラス用語： 二酸化チタン

分類 (1件)： 分光法と分光計一般  (BD07041Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 多色 ,  界面 ,  コヒーレント ,  ラマン分光 ,  開発