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J-GLOBAL ID：201002237451627298   整理番号：10A0616904

赤ワイン中のオークエラジタンニン類及びそれらの変換生成物のマトリックスで検量したLC-MS/MS定量及び官能評価

Matrix-Calibrated LC-MS/MS Quantitation and Sensory Evaluation of Oak Ellagitannins and Their Transformation Products in Red Wines

著者 (6件)： STARK Timo ,  WOLLMANN Nadine ,  WENKER Kerstin ,  LOESCH Sofie ,  GLABASNIA Arne (Univ. Muenster, Muenster, DEU) ,  HOFMANN Thomas (Technische Univ. Muenchen, Freising, DEU)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 10  ページ： 6360-6369  発行年： 2010年05月26日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エラジタンニンの変換生成物であるアクチッシミンA/B,エピアクチッシミンA/B及びβ-1-O-エチル-ベスカラギンを調製し,LC-MS/MS及び1D/2D-NMRで評価後,赤ワインマトリックスで検量線を作成したLC-MS/MS法で定量した。これら精製化合物について人パネルによる味覚認識の閾値を決定した。回収率はベスカラギンが102.4±5.9%,エピアクチッシミンAが113.7±15.2%と良好であった。オーク材の樽で熟成した赤ワインではカスタラギンが主要なエラジタンニンで次がβ-1-O-エチルベスカラギンであり,フラボ-C-エラジタンニン類の(エピ)アクチッシミンA/Bは少なかった。エラジタンニン誘導体は全て0.9-2.8μmol/Lの低閾値濃度で滑らかで口当たりの良い刺激感覚を引き起こしていた。

シソーラス用語： *ぶどう酒 ,  *エラジタンニン ,  コナラ属 ,  味覚 ,  閾値 ,  定量分析 ,  食品成分 ,  食品分析 ,  *LC-MS分析 ,  *タンデム質量分析 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  *官能検査
準シソーラス用語： *LC-MS/MS分析 ,  *赤ワイン

分類 (4件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  ぶどう酒  (FK04024X) ,  質量分析  (CC03013N) ,  液体クロマトグラフィー  (CC04014L)

物質索引 (7件)： カスタラギン ,  ベスカラギン ,  (33S)-33-O-エチルベスカラギン ,  アクチッシミンA ,  アクチッシミンB ,  エピアクチッシミンA ,  エピアクチッシミンB

タイトルに関連する用語 (8件)： 赤ワイン ,  オーク ,  エラジタンニン ,  変換生成物 ,  マトリックス ,  検量 ,  定量 ,  官能評価