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J-GLOBAL ID：201002237470240612   整理番号：10A0005073

超臨界1,1,1,2-テトラフルオロエタン(R134a)を用いたハウスダストからのポリブロモジフェニルエーテル(PBDE)の超臨界流体抽出

Supercritical fluid extraction of polybrominated diphenyl ethers (PBDEs) from house dust with supercritical 1,1,1,2-tetrafluoroethane (R134a)

著者 (2件)： CALVOSA Frank C. (Villanova Univ., Dep. of Chemistry, 800 Lancaster Avenue, Villanova, PA 19085, USA) ,  LAGALANTE Anthony F. (Villanova Univ., Dep. of Chemistry, 800 Lancaster Avenue, Villanova, PA 19085, USA)
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 80  号： 3  ページ： 1116-1120  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SRM2585(ハウスダスト中の有機汚染物質)からのポリブロモジフェニルエーテル(PBDE)の抽出について,抽剤として超臨界流体R134aを用いて調べた。ダスト抽出の三種の方法について調べた:(1)ドライダストの抽出,(2)Ottawa砂上に分散したドライダストの抽出および(3)ジクロロメタンで湿らせたダストの抽出である。三種の各試料調製法に対して,R143aの臨界温度以上の3つの温度(110,150および200°C)での抽出を行った。SFE抽出物中の8種類のPBDE同族体(BDE-28,-47,-99,-100,-153,-154,-183,および-209)を,液体クロマトグラフィー負イオン大気圧光イオン化タンデム質量分析(LC/NI-APPI/MS/MS)により分析した。ダストを抽出前にジクロロメタンで予め湿らせてダストを膨潤させると,超臨界R134aを用いて,ハウスダストからPBDEの最適抽出物が得られた。すべての試料調製法に対して,高温ほど8種類のPBDE同族体は高い割合で回収された。高温(200°C)とジクロロメタンによるダストの前湿の組み合わせにより,環境上重要な全臭素化PBDE同族体,BDE-209が高回収率で得られた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *超臨界流体抽出 ,  *ハウスダスト ,  *フェノールエーテル ,  試料調製 ,  質量分析 ,  タンデム質量分析 ,  *LC-MS分析 ,  フロン ,  脂肪族塩素化合物 ,  芳香族臭素化合物
準シソーラス用語： *ポリブロモジフェニルエーテル ,  大気圧光イオン化質量分析

分類 (3件)： 抽出  (CC01040H) ,  有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (10件)： 1,1,1,2-テトラフルオロエタン ,  ジクロロメタン ,  BDE-28 ,  BDE-47 ,  BDE-99 ,  BDE-100 ,  BDE-153 ,  BDE-154 ,  BDE-183 ,  BDE-209

タイトルに関連する用語 (6件)： 超臨界 ,  テトラフルオロエタン ,  ハウスダスト ,  ポリブロモジフェニルエーテル ,  PBDE ,  超臨界流体抽出