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J-GLOBAL ID：201002237470444757   整理番号：10A0251181

金ナノ粒子コロイドの熱伝導性について

On the Thermal Conductivity of Gold Nanoparticle Colloids

著者 (8件)： SHALKEVICH Natallia (Univ. Neuchatel, Neuchatel, CHE) ,  ESCHER Werner (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  ESCHER Werner (IBM Res. GmbH, Rueschlikon, CHE) ,  BUERGI Thomas (Univ. Neuchatel, Neuchatel, CHE) ,  BUERGI Thomas (Ruprecht-Karls-Univ. Heidelberg, Heidelberg, DEU) ,  MICHEL Bruno (IBM Res. GmbH, Rueschlikon, CHE) ,  SI-AHMED Lynda (Metalor Technol. SA, Neuchatel, CHE) ,  POULIKAKOS Dimos (ETH Zurich, Zurich, CHE)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 26  号： 2  ページ： 663-670  発行年： 2010年01月19日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粒径が2-40nmの金ナノ粒子コロイド溶液を粒子体積分率を0.00025から1%まで変化させて調製し,可視ー紫外吸収,TEM,動的光散乱(DLS)により特性化した。未修飾金粒子の外に,金粒子を化学結合によりグルタチオン,トリエチレングリコール11-メルカプトウンデシルエーテル(EGMUDE)およびN-アセチルーL-システインで表面修飾したものについて,金ナノ流体の熱伝導性に対する濃度,粒径,表面修飾および温度の効果を過渡的熱ワイア法および,定常状態平行板法により調べた。しかしながら,これらのパラメータを変化させても顕著な熱伝導性の増強は認められなかった。また,金粒子のクラスタ化も,そのサイズが小さければ熱伝導性に影響を与えなかった。最大の熱伝導性は0.11%Au-40nm-EGMUDEコロイド系で得られたが,殆ど同じ値が0.00055%Au-17nm系でも得られ,特に異常熱伝導性の増強は観測できなかった。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *コロイド ,  *熱伝導 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  透過型電子顕微鏡 ,  動的光散乱 ,  *表面改質 ,  クラスタ化 ,  粒径 ,  脂肪酸 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  カルボアミド ,  含硫アミノ酸 ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド
準シソーラス用語： *金ナノ粒子

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  比熱・熱伝導一般  (BL05021E)

物質索引 (3件)： N-アセチル-L-システイン ,  グルタチオン ,  8-(11-メルカプトウンデシルオキシ)-3,6-ジオキサ-1-オクタノール

タイトルに関連する用語 (3件)： 金ナノ粒子 ,  コロイド ,  熱伝導性