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J-GLOBAL ID：201002237545193682   整理番号：10A0702163

ゲル-最新の機能性材料-ゲルテクノロジーの科学と工学

著者 (1件)： 中野義夫
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 74  号： 7  ページ： 316-317  発行年： 2010年07月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球上に現れた生命は高分子のかたちをとって生れた。あの小さな分子を紐につなげた高分子が分子認識/構造記憶/触媒作用/情報の伝達・蓄積から運動や力の機能などの驚嘆すべき「技」をいかにしてなし得てきたか,これら生命機能高分子にみられる構造化と機能の発現/機能の集積化は高分子ゲルの相形成・構造化・機能化と類似していることから,機能性高分子ゲルのシステム化により,ゲルテクノロジーはさらなる展開が期待できる。高分子(鎖)の物性,分子集合体としての材料特性,機能の集積化と機能の操作・制御性を生かした機能性高分子ゲルのシステム化は,広範な分野において,革新的な技術を生み出す。

シソーラス用語： *ゲル ,  機能材料 ,  科学 ,  工学 ,  高分子 ,  *機能性高分子 ,  構造形成 ,  発生 ,  機能 ,  集積 ,  凝集体 ,  分子鎖 ,  技術開発
準シソーラス用語： 構造化 ,  集合体

分類 (2件)： 応用物理化学的操作・装置  (XE03000E) ,  物理的性質一般  (YH02021U)

引用文献 (6件)：

• (社)高分子学会編. ゲル・イノベーション-分子設計による新機能創出とその応用-. 2008, 1-246
• NAKANO, Y. J. Chem. Eng. Japan. 2005, 38, 605-614
• 中野義夫. ケミカルエンジニヤリング. 2005, 50, 89-92
• 中野義夫. 分離技術. 2008, 38, 24-29
• 鈴木淳史. ケミカルエンジニヤリング. 2004, 49, 1-75

タイトルに関連する用語 (5件)： ゲル ,  機能性材料 ,  テクノロジー ,  科学 ,  工学