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J-GLOBAL ID：201002237592391760   整理番号：10A1451420

ガソリンの荷卸し直後に屋内給油取扱所から出火した火災

著者 (1件)： 大平匠 (東京消防庁 予防部)
資料名： 火災  (日本火災学会誌)
巻： 60  号： 5  ページ： 60-65  発行年： 2010年10月20日 
JST資料番号： S0193A  ISSN： 0449-9042  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ビルの1階をガソリンスタンドとして使用する「一方開放型屋内給油取扱所」には,タンクローリーからの荷卸し時に可燃性蒸気を回収する設備の設置が消防法で義務づけられている。2009年4月に可燃性蒸気回収設備に起因した爆発火災が発生し,東京消防庁は専門部会を設けて原因究明と再発防止対策の検討を行った。火災概要,消防活動状況,可燃性蒸気回収設備の状況等を説明した。また,可燃性蒸気の流動拡散に係るシミュレーションの結果を紹介した。出火原因は,可燃性蒸気が建築物内に流入してコンプレッサー室に滞留し,コンプレッサーのマグネットスイッチの接点火花により引火したと推定した。

シソーラス用語： *ガソリンスタンド ,  *火災 ,  *事故調査 ,  平面計画 ,  法規 ,  *可燃性ガス ,  通気孔 ,  爆発 ,  着火 ,  *回収装置 ,  性能試験 ,  屋根 ,  シミュレーション ,  数値解析 ,  室内空気 ,  濃度分布 ,  経時変化
準シソーラス用語： 消防法

分類 (1件)： 火災  (RA02020B)

引用文献 (1件)：

• 給油取扱所における荷卸し時の安全対策に係る専門部会. 給油取扱所における荷卸し時の安全対策に係る専門部会報告書. 2010

タイトルに関連する用語 (7件)： ガソリン ,  荷卸し ,  屋内 ,  給油 ,  取扱 ,  出火 ,  火災