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J-GLOBAL ID：201002237740941715   整理番号：10A0702825

任意オフセットかつショット雑音限界の位相雑音の直接周波数コム合成

Direct frequency comb synthesis with arbitrary offset and shot-noise-limited phase noise

著者 (6件)： KOKE Sebastian (Max Born Inst. for Nonlinear Optics and Short Pulse Spectroscopy, Berlin, DEU) ,  GREBING Christian (Max Born Inst. for Nonlinear Optics and Short Pulse Spectroscopy, Berlin, DEU) ,  FREI Harald (Femtolasers Produktions GmbH, Vienna, AUT) ,  ANDERSON Alexandria (Femtolasers Produktions GmbH, Vienna, AUT) ,  ASSION Andreas (Femtolasers Produktions GmbH, Vienna, AUT) ,  STEINMEYER Guenter (Max Born Inst. for Nonlinear Optics and Short Pulse Spectroscopy, Berlin, DEU)
資料名： Nature Photonics  (Nature Photonics)
巻： 4  号： 7  ページ： 462-465  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： W2212A  ISSN： 1749-4885  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キャリアエンベロープ位相安定化によって,これまでにない精度での周波数計測の実現や,これまで不可能であったアト秒の時間スケールでの光パルス発生への道が開かれた。最近,100as未満のパルス発生が実証され,原子物理学における最も速い過渡現象の時間スケールに近づいている。しかし,アト秒物理学のさらなる進展は,キャリアエンベロープ位相安定化に用いられる従来のフィードバック法の性能によって制限されるようである。今回我々は,概念的に異なる自己参照フィードフォワード位相安定化法を実証する。この方法は,複雑な同期装置を必要とせず,レーザー性能を損なうことがなく,原子的単位時間未満である12asの残留タイミングジッターによって実証される。これは,以前の方法の精度を5倍以上上回るものであり,原子物理や分子物理における最も速い過渡現象であっても分解できる可能性がある。また,そのようなショット雑音限界のコム合成によって,現在の周波数計測学研究の進歩が容易になるかもしれない。Copyright Nature Publishing Group 2010

シソーラス用語： *位相雑音 ,  *周波数 ,  秒 ,  位相安定化 ,  ジッタ ,  ショット雑音 ,  *周波数測定 ,  フィードフォワード ,  搬送波 ,  レーザパルス ,  エンベロープ ,  スペクトル
準シソーラス用語： *周波数コム ,  アト秒 ,  タイミングジッタ ,  雑音スペクトル

分類 (1件)： 波形,周波数,波長,位相の計測法・機器  (AD07040Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： オフセット ,  ショット雑音 ,  限界 ,  位相雑音 ,  周波数コム