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J-GLOBAL ID:201002237765989496   整理番号:10A0544843

屠殺場及び冷却豚屠畜体における野生型Escherichia coliの存続性及びその多重抗生物質抵抗性(MAR)誘導体

Persistence of a wild type Escherichia coli and its multiple antibiotic-resistant (MAR) derivatives in the abattoir and on chilled pig carcasses
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巻: 140  号: 2-3  ページ: 249-253  発行年: 2010年06月15日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は多重抗生物質抵抗性(MAR)表現型を有する大腸菌の屠殺のストレスに耐える能力を,同遺伝子型前駆体株と比べて評価することであった。豚由来の野生型分離菌(345-2RifC)を用いて3同遺伝子型MAR変異株を誘導した。大腸菌345-2RifC及びそのMAR誘導体は豚の別個グループに接種された。その定着が一度確立されたら,豚は屠殺され,屠殺場環境及び豚屠畜体における大腸菌株の存続性が監視され,比較された。生きた豚からの様々な大腸菌の流出間に有意差(P>0.05)は検出されなかった。親株及びそのMAR誘導体はともに屠殺場環境に存続したが,親株は試料採取の13場所の6か所から回収され,MAR誘導体は13の内の11から回収され,MAR大腸菌の数は半分の場所において親株より10倍高かった。親株は6冷却屠畜体のどれからも回収されず,それに対し,MAR誘導体は5の内の3から回収された(P<0.001)。本研究は345-2RifCにおけるMARの発現が屠殺及び冷却プロセスのストレスに耐えて生存するその能力を増加したことを明示する。従って,大腸菌において,非MAR株に比べて,MARは冷却屠畜体における存続性について選択的利点を生じ,それによって食品チェーンを通してのこれらの株の輸送を助長する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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食肉一般  ,  食品の汚染  ,  微生物の生化学  ,  遺伝的変異 

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