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J-GLOBAL ID：201002237776790837   整理番号：10A0831362

球形押込みの再査定:接触領域と機械的特性抽出

Reassessing spherical indentation: Contact regimes and mechanical property extractions

著者 (2件)： ALCALA J. (GRICCA-EUETIB, Univ. Politecnica de Catalunya, Comte d’Urgell 187, Barcelona 08036, ESP) ,  ESQUE-DE LOS OJOS D. (GRICCA-EUETIB, Univ. Politecnica de Catalunya, Comte d’Urgell 187, Barcelona 08036, ESP)
資料名： International Journal of Solids and Structures  (International Journal of Solids and Structures)
巻： 47  号： 20  ページ： 2714-2732  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： B0700A  ISSN： 0020-7683  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この仕事は,機械的特性の大きな組合せを持つ固体における球形押込み実験の系統的な有限要素シミュレーションに関係する。シミュレーションは,無摩擦と摩擦球形および放物線接触における塑性のJ₂流れおよびJ₂変形理論の大および小歪実装によって実行した。深さに関する理解は,弾塑性から完全塑性押込み領域への遷移の力学について,求めることができる。それは,(1)種種の正規化浸透a/Dについて実行した多結晶金属の硬度測定からの機械的性質の抽出を可能にする,硬さp,降伏強さσ_ys,べき乗則歪硬化係数n,そしてYoung率E,の間の一般的相関の提示,(2)球形押込み実験を支配する接触領域に関する事前概念の再帰,(3)完全塑性押込み実験に対する自己類似性解析の有効性の検証,および(4)鋭いおよび球形の硬度測定の間の等価性の発見,を許容する。最初に,鋭いおよび球形押込みにおける弾塑性から完全塑性接触領域への遷移の間について厳密な類推を確立した。このことは,異なるa/Dとn値における正規化硬度p/σ_0.1およびE/σ_0.1の間の関係における不変性を考察することによって,達成した。次に接触変形領域に対して,詳細な機能起源に関する詳細な議論を与え,大変形の役割と球形押込み挙動に関する自己類似性仮定の立証を強調した。解析は,弾塑性領域がa/Dとnの範囲に依存する異なる機能起源を持つことを示す。同様に,完全塑性は,n=0である完全塑性モデルに対する歪硬化応答の近接性に依存する三つの異なる押込み挙動へと導く。全体の結果は接触変形図の筋書きの中で形成され弾塑性から完全塑性への進展を記述する。上記の一般的硬度関係からの機械的性質の抽出は,次に多結晶金属モデルで実行した多くの実験に直面した。そこでは摩擦効果の衝撃の軽減および材料の実際のσ_ysの評価を改善するための指針を与えた。最後に,押込み実験のモデリングにおいて,変形塑性理論対流動の精度に関する包括的議論を提供した。流れ理論は再結晶した多結晶材の接触応答を再現するけれども,変形塑性は加工硬化金属の硬度値の推定においてより適切なものであることが示唆された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 概念 ,  *押込硬さ ,  圧痕 ,  *弾塑性 ,  多結晶 ,  加工硬化 ,  大変形 ,  球状 ,  圧子 ,  塑性 ,  機械的性質 ,  降伏強さ ,  n値【加工硬化】 ,  Young率 ,  自己相似性 ,  *無酸素銅 ,  二相ステンレス鋼 ,  中炭素合金鋼
準シソーラス用語： 摩擦接触

分類 (1件)： 組織的硬化現象  (WB01020C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 球形 ,  押込み ,  査定 ,  接触領域 ,  機械的特性