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J-GLOBAL ID：201002237820111446   整理番号：10A0586120

固体NMRスペクトロスコピーによる高CO₂大気におけるC₃-植物細胞壁の生合成の変動

Variability in C₃-Plant Cell-Wall Biosynthesis in a High-CO₂ Atmosphere by Solid-State NMR Spectroscopy

著者 (6件)： YU Tsyr-Yan (Washington Univ., Missouri) ,  SINGH Manmilan (Washington Univ., Missouri) ,  MATSUOKA Shigeru (Washington Univ., Missouri) ,  PATTI Gary J. (Washington Univ., Missouri) ,  POTTER Gregory S. (Washington Univ., Missouri) ,  SCHAEFER Jacob (Washington Univ., Missouri)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 18  ページ： 6335-6341  発行年： 2010年05月12日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウマノチャヒキ(Bromus tectorum)は侵入草である。今回,頻度選択性回転エコー二重共鳴(REDOR)固体NMR法を用い,高CO₂と低CO₂大気暴露植物の無傷葉蛋白質のグリシン-グリシン対濃度を測定した。結果は植物種間の細胞壁生合成に差異を示した。この変動を¹⁵N化学肥料と¹³CO₂大気を用いて標識したウマノチャヒキとダイズ葉吸収を比較することにより同定した。ウマノチャヒキとダイズの標識ルートは200ppm¹³CO₂で類似したが,600ppm¹³CO₂では異なった。ウマノチャヒキは高CO₂環境下で多グリシン蛋白質を作り続けたが,ダイズはそうではなかった。さらに検討し,近い将来に予測される高CO₂環境は,間欠的な水ストレスとともにダイズのようなC₃穀物植物よりウマノチャヒキのようなC₃植物に有利な成長を示すと示唆した。

シソーラス用語： *NMR【磁気共鳴】 ,  大気 ,  細胞壁 ,  *ブロムグラス ,  化学肥料 ,  ダイズ ,  葉 ,  水分ストレス ,  穀類 ,  *二酸化炭素 ,  生合成 ,  *二重共鳴
準シソーラス用語： Bromus tectorum ,  NMRスペクトロスコピー ,  *REDOR ,  ウマノチャヒキ ,  *固体NMR ,  大気環境

分類 (1件)： 植物の生化学  (EH01050J)

タイトルに関連する用語 (8件)： 固体 ,  NMRスペクトロスコピー ,  CO2 ,  大気 ,  C3 ,  植物 ,  細胞壁 ,  生合成