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J-GLOBAL ID：201002237830325126   整理番号：10A0251260

シリカマトリックス中への蛋白質のカプセル封入: 分子およびナノスケールでの構造発展

Encapsulation of Protein in Silica Matrices: Structural Evolution on the Molecular and Nanoscales

著者 (4件)： GAO Yan (ANSTO, NSW, AUS) ,  HEINEMANN Andre (ANSTO, NSW, AUS) ,  KNOTT Robert (ANSTO, NSW, AUS) ,  BARTLETT John (ANSTO, NSW, AUS)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 26  号： 2  ページ： 1239-1246  発行年： 2010年01月19日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モデル蛋白質ウシ血清アルブミン(BSA)の存在のもとでのゾル-ゲルマトリックスの構造発展についてさまざまな物理的手段を用いて研究した。マトリックスはテトラメトキシシランおよびメチルトリメトキシシラン混合物のNaF触媒加水分解によって作製した。BSA含有量の増加は線状のSi-O-Si種およびQn網目連結性を増加させるが,Tn網目連結性はほとんど変化しない。蛋白質表面近傍へのメチル化モノマーの接近の際の蛋白質の選択的役割について論じた。窒素収着のデータは,低いBSA含有量における初期のメソポア体積および表面積の増加と,BSA含有量の増加に伴うそれらの単調な減少という構造変化と合致する。対照的にその場SANSデータは,縮合の際のBSAによるシリカマトリックスの構造発展の変化が凍結乾燥におけるナノスケールのゲル構造の破壊を防止することを示唆した。

シソーラス用語： *マトリックス【母体】 ,  血清アルブミン ,  *カプセル封じ ,  シロキサン ,  ネットワーク構造 ,  *タンパク質 ,  細孔 ,  *構造形成 ,  *ゾル-ゲル法 ,  *二酸化ケイ素
準シソーラス用語： *シリカ ,  ウシ血清アルブミン ,  *カプセル封入 ,  窒素吸収 ,  網目構造

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

物質索引 (2件)： テトラメトキシシラン ,  メチルトリメトキシシラン

タイトルに関連する用語 (5件)： 蛋白質 ,  カプセル封入 ,  分子 ,  ナノスケール ,  発展