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J-GLOBAL ID：201002237841158310   整理番号：10A1096414

汚水スラッジ灰固定床からの界面動電法によるリンの回収

Electrokinetic phosphorus recovery from packed beds of sewage sludge ash: yield and energy demand

著者 (5件)： STURM Georg (Bavarian Environment Agency, Augsburg, DEU) ,  WEIGAND Harald (Univ. Applied Sci. Giessen-Friedberg, Giessen, DEU) ,  MARB Clemens (Bavarian Environment Agency, Augsburg, DEU) ,  WEISS Wilfried (State Inst. Environment, Measurements and Nature Conservation Baden-Wuerttemberg, Karlsruhe, DEU) ,  HUWE Bernd (Univ. Bayreuth, Bayreuth, DEU)
資料名： Journal of Applied Electrochemistry  (Journal of Applied Electrochemistry)
巻： 40  号： 6  ページ： 1069-1078  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： B0393B  ISSN： 0021-891X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 界面動電法による汚水スラッジ灰(P含有量約5%)固定床からのP回収の実用性を研究した。界面動電法によるP回収以前にスラッジ灰を酸処理することによりP回収率が向上することがわかった。界面動電法では酸化イリジウム被覆チタンアノードを用いて筒状の多孔性材料又はイオン交換膜によってアノードを覆った。種々の界面動電条件におけるアノード液中の最大P蓄積濃度は2.5g/Lであった。イオン交換膜使用の場合は高純度Pが得られるがエネルギー損失が大きくなった。定電流法が定電圧法よりもエネルギー損失は小さいことがわかった。結論としてP回収量はスラッジ灰中P含有量の1%以下であり,実用面からは本方法はさらに改善する必要がある。

シソーラス用語： リン ,  灰 ,  焼却 ,  界面動電現象 ,  リン酸塩 ,  固定層 ,  *有用物質回収 ,  イオン交換膜 ,  *下水汚泥
準シソーラス用語： *下水スラッジ ,  *リン回収 ,  焼却灰

分類 (2件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  膜分離  (XD02120Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 汚水スラッジ ,  灰 ,  固定床 ,  界面 ,  リン