バングラデシュにおける発電用再生エネルギー資源の可能性の評価

MONDAL Md. Alam Hossain; DENICH Manfred

文献

J-GLOBAL ID：201002237859612000 整理番号：10A0704603

バングラデシュにおける発電用再生エネルギー資源の可能性の評価

Assessment of renewable energy resources potential for electricity generation in Bangladesh

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資料名：
巻： 14 号： 8 ページ： 2401-2413 発行年： 2010年10月
JST資料番号： W1084A ISSN： 1364-0321 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

再生エネルギーは広範囲のエネルギー資源を包含している。バングラデシュは再生エネルギーに関して大きな可能性を持つことが知られているが,しかしこれまでのところ,発電用としてのこの可能性を定量化する系統的な研究は行われていない。本論文では,バングラデシュにおける発電用再生エネルギー資源の可能性を,利用できるいろいろな有望技術の観点で推定した。バングラデシュにおける太陽エネルギーの可能性の推定は,GISベースのGeoSpatial Toolkit(GsT),電力再生エネルギー用ハイブリッドシステム最適化モデル(HOMER)およびNASAの地表気象および太陽エネルギー(SSE)日射データを使って行った。風力エネルギーの可能性は,NASA SSE風データおよびHOMERモデルを使ってバングラデシュの風力マップを開発して推定した。当国における発電用のバイオマスおよび水力の可能性についてレビューを行った。系統連系太陽PVの技術的可能性は50174MWと推定した。年間1000hの全出力運転が風力発電の利用に対する実現可能な閾値と想定すると,この条件を満足する面積は4614MWの風力発電を設置するのに十分な大きさである。バイオマスベース発電設備および小水力発電設備はそれぞれ566および125MWと推定した。再生エネルギー資源は従来のエネルギー資源を代替することはできないが,しかしバングラデシュの長期的なエネルギー需要をかなりの程度補足する役を果たすと考えられる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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エネルギーに関する技術・経済問題

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