抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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在来魚の資源を回復するため,外来魚の生態解明,駆除方法の検討を行った。2008年5月15日~11月21日に柴山潟においてふくろ網を用いたオオクチバス・ブルーギル駆除試験を延べ12回実施した。2008年5月29日~7月4日に内川ダムにおいて刺網とタモ網を用いたコクチバス駆除試験を5回実施した。採捕魚類の構成比,外来魚の月別採捕尾数・尾叉長・体重・生殖腺重量・胃内容物・耳石による年齢査定結果について報告した。コクチバスについては,産卵床の営巣水深の範囲を水温15°Cになってから稚魚の浮上開始までに干出させることにより繁殖を抑制できると考えられた。内川ダムと同様な環境であれば,5,6月に1日あたり12cm程度の水位低下を継続することにより繁殖が抑制されると考えられた。