抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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郊外型大規模住宅団地問題を対象に,関連7市長が設立した”ふるさと団地の元気創造推進協議会”と「関連省庁会議」の取組みを中心に,方法論を探った。問題対応の枠組みには,1)総力の結集と連携の追及,2)対症療法,原因療法,団地経営法への総合的取組み,3)地域の自律志向性と実施体制の構築,4)次の時代に引き継ぐ眼差しの四つの方針があった。全体のプロセスや手順は,1)四層の連携体制による検討,2)モデル団地選定,3)主要テーマごとの集中的・分業的検討,4)社会実験等を通した検証と改善の4つだった。必要な手法・方法の開発方向は,1)地域の自律性誘導手法開発,2)地域社会再生プログラム開発,3)新たな団地経営組織体づくり,4)各個別テーマの解決手法開発,5)新たな知の循環と蓄積のシステムづくりの5つだった。今後の予定は,平成22年末には,関係市協議会として国への提案書が取りまとめられる予定である。