文献
J-GLOBAL ID:201002237900282721   整理番号:10A0855050

ビスアゾベースの層構造感光体における電荷発生に関するスペクトル研究

Spectroscopic study on charge generation in Bisazo-based layered photoreceptor
著者 (1件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 040505-1-040505-6  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: D0429B  ISSN: 1062-3701  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
過去に提案された単層(SL)感光体における表面による電荷発生モデルを,二重層(DL)感光体(CTL/CGL/基板)及び逆二重層(IDL)感光体(CGL/CTL/基板)の二層感光体に発展させた。電荷発生に関して,数値解析を行い,可視吸収スペクトルに基づく実験結果を比較した。CGL(電荷発生層)とCTL(電荷移動層)にはそれぞれビスアゾ顔料及びスチルベン誘導体をバインダ樹脂(ポリビニルブチラール)に分散したものを使用した。その結果,以下のことが分かった。SL感光体での(表面での電荷発生)モデルを二層感光体に発展させることによって,数値解析結果及び実験結果と良く一致した。また,バルクのCGLでの光吸収による光励起エネルギーはエネルギー拡散により,CGL全体へ移動され,CGLとCTLとの界面のみで電荷発生が起こる。これはDL感光体でも,IDL感光体でも同様である。CGLにおいて見積もられたエネルギー拡散長はSL感光体で約5μmであり,高い量子効率を説明する。量子効率はDL感光体の方がIDL感光体より高い。これはDL感光体において,CTM(電荷移動物質)のCGLへの浸透により,CTLでのホール移動度が増大するためであると考えられる。これらの結果は著者らの電荷発生モデルの妥当性を証明するものである。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
半導体と絶縁体の電気伝導一般  ,  感光材料 
物質索引 (2件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る