文献
J-GLOBAL ID:201002237905283270   整理番号:10A0169704

プラグインハイブリッド車の充電制御によるLFC容量代替の経済価値

Economic Value of LFC Substitution by Charge Control for Plug-in Hybrid Electric Vehicles
著者 (7件):
資料名:
巻: 130  号:ページ: 203-213 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: S0809A  ISSN: 0385-4213  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
プラグインハイブリッド車(PHEV)が注目されているが,PHEVは電気料金が安く,車の稼働率の低い夜間に主に充電されると考えられる。一方,発電部門においては,原子力発電の発電比率向上が重要なると考えられるが,原子力発電は現状,負荷追従運転は行っていないため,PHEVのような硬直電源の比率が高まると,夜間に負荷周波数制御(LFC)容量の確保が困難になるという問題が生じる。そこで,著者らはPHEVに搭載されている蓄電池の充電電力を制御することでLFC容量の代替とする手法を提案し,その貢献度を評価してきた。常時(基準周波数である50Hzのとき)は500Wで充電し,周波数が減少した時はそれに比例して充電電力を下げ,周波数が上昇した時はそれに比例して充電電力を上げる。本手法における最大の利点は,今後,普及が予想されるPHEVの蓄電池を活用することで,新規に需給調整用蓄電池を設置する必要が無くなり,設備投資費用が大幅に削減される点である。今回,最適電源構成モデルにLFC容量に関する制約を追加し,PHEVによる充電制御の経済価値を算出した。その結果,PHEVが充電制御を行うことで,トータルコスト,CO2排出量共に削減され,PHEVの普及に従い,利益は増加することを明らかにした。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電気自動車  ,  電力系統一般 
引用文献 (33件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る