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J-GLOBAL ID:201002237923965133   整理番号:10A0188616

Ni,Fe含有一酸化炭素デヒドロゲナーゼのATP依存性成熟因子の結晶構造

Crystal Structure of the ATP-Dependent Maturation Factor of Ni,Fe-Containing Carbon Monoxide Dehydrogenases
著者 (4件):
資料名:
巻: 396  号:ページ: 1165-1179  発行年: 2010年03月05日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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CooC蛋白質はNi,Fe依存性一酸化炭素デヒドロゲナーゼの複雑な活性部位([Ni-4Fe-4S])クラスタにNiの取込に関与するATPアーゼである。一酸化炭素栄養性細菌Carboxydothermus hydrogenoformansのゲノムは五つの一酸化炭素デヒドロゲナーゼ及び三つのCooC型蛋白質をコードし,そのうちのCooC1はNi結合ATPアーゼであることを示している。本研究では,四つの異なる状態:空の状態,ADP結合状態,Zn2+/ADP結合状態及びZn2+結合状態におけるCooC1の結晶構造を決定した。CooC1の構造は二つの空間的に分離した機能的モジュール:逸脱Walker Aモチーフを含むATPアーゼモジュール及びCooC1の特異的機能を与える金属結合モジュールで構成された。ATPアーゼモジュールはMinDファミリーの他のメンバーと相同であり,ATP結合Sojの二量体構造と類似して,CooC1のATP依存性二量化に関与すると思われた。そのコアトポロジーによりCooC1をSIMIBI(シグナル認識粒子,MinD及びBioD)クラスNTPアーゼのMinDファミリーメンバーとして分類した。Zn2+結合CooC1の結晶構造により,金属誘導二量化に関与する金属結合部位として保存C-X-Cモチーフを明らかにした。溶液におけるCooC1とNi2+及びZn2+の競合結合により,保存C-X-CモチーフがNi2+との相互作用にも関与することを確認した。決定された異なるCooC1構造の比較により,金属結合部位とヌクレオチド結合部位の相互依存を示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分子構造  ,  酵素一般 

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