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J-GLOBAL ID：201002237953404985   整理番号：10A0502322

溶質捕獲のフェーズフィールドモデリング:放物線モデルと双曲線モデルの比較解析

Phase-field modeling of solute trapping: comparative analysis of parabolic and hyperbolic models

著者 (5件)： LEBEDEV V. G. (Udmurt State Univ., Izhevsk, RUS) ,  ABRAMOVA E. V. (Udmurt State Univ., Izhevsk, RUS) ,  DANILOV D. A. (Karlsruhe Inst. Technol. (KIT), Karlsruhe, DEU) ,  GALENKO P. K. (Deutsches Zentrum fuer Luft- und Raumfahrt (DLR), Koeln, DEU) ,  GALENKO P. K. (Ruhr-Univ. Bochum, Bochum, DEU)
資料名： International Journal of Materials Research  (International Journal of Materials Research)
巻： 101  号： 4  ページ： 473-479  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： E0438A  ISSN： 1862-5282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 拡散界面とバルク相内の拡散速度を考慮に入れたフェーズフィールドモデを開発した。Wheeler,Boettinger,McFadden(WBMモデル)のフェーズフィールド放物線モデルを,局所非平衡凝固の場合まで拡張した。4つの速度パラメータが,局所非平衡効果の主要特性としてモデルに現われていた。これは,移動拡散固体液体界面の範囲内及び周辺の原子拡散及びフェーズフィールド伝搬の特性の速度である。原子拡散輸送及び拡散界面の進歩の双曲型偏微分方程式系で,モデルを記述した。今回のモデルを溶質捕獲問題に適用した。溶質濃度プロフィル,溶質偏析係数,”温度-速度”関係,速度状態図を考慮して,モデリング結果を解析した。WBMモデルの双曲拡張から,完全な溶質捕獲及び無拡散凝固は,固定界面速度から始まると予測したことが,放物WBMモデルの予測の比較から判明した。この臨界点で,合金は初期化学組成の過飽和固溶体として凝固した。モデリング予測を実験データと比較したところ,モデルを非理想溶液及び濃縮二成分系に一般化できた。

シソーラス用語： 数学モデル ,  *溶質 ,  *捕獲 ,  モデリング ,  放物線 ,  双曲線 ,  凝固 ,  過飽和固溶体 ,  *偏析 ,  *急冷凝固 ,  自由エネルギー ,  状態図 ,  固液界面 ,  拡散
準シソーラス用語： フェーズフィールド法 ,  原子拡散 ,  偏析係数

分類 (2件)： 凝固  (WC01050M) ,  金属中の拡散  (BL06022C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 溶質 ,  捕獲 ,  放物線 ,  モデル ,  双曲線 ,  解析