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J-GLOBAL ID:201002237958859514   整理番号:10A0300021

筋芽細胞のS100B蛋白質はMyoD発現のNFκB依存性阻害を介して筋形成分化を調節する

S100B Protein in Myoblasts Modulates Myogenic Differentiation Via NF-κB-Dependent Inhibition of MyoD Expression
著者 (4件):
資料名:
巻: 223  号:ページ: 270-282  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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この研究において,筋芽細胞内のS100B蛋白質はIKKβ/NFκB(p65)の活性化を介した転写因子MyoD発現の阻害により筋芽細胞分化及び筋管形成を負調節すること及びこの影響はS100Bのオートクリン活性の結果でないことを示した。このメカニズムを支持する証拠として,i)筋芽細胞でのS100B発現高進は増殖速度またはERK1/2またはAktの活性化状態の変化なしにミオゲニン,ミオシン重鎖発現及び筋管形成の遮断を誘導する,ii)S100Bを持つ筋芽細胞系の一時的トランスフェクション及び初代筋芽細胞は筋形成分化の低減を誘導する,iii)S100B過剰発現筋芽細胞はNFκB(p65)の核輸送を示し,これの転写活性を高進し,NFκB活性の阻止はS100Bの阻害作用の逆転を誘導する,iv)RNA干渉による筋芽細胞でのS100B発現の阻害はMyoD,ミオゲニン及びミオシン重鎖の発現を高進し,筋管形成を増加したが,NFκB転写活性を低下することを各々示した。これらの結果から,細胞内S100BはNFκB依存様式でのMyoD発現の妨害により筋芽細胞分化を調節することを示唆した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  筋肉 

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