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J-GLOBAL ID:201002237964714978   整理番号:10A0996347

リサイクル可能な水性2相系を形成する新規感温性共重合体の調製およびペニシリンGの生物変換へのその応用

Preparation of a novel thermo-sensitive copolymer forming recyclable aqueous two-phase systems and its application in bioconversion of Penicillin G
著者 (3件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 156-164  発行年: 2010年10月13日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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バイオ分離工学およびバイオ触媒工学分野においては水性2相系(ATPS)は,潜在的可能性のある工業技術である。工業における主たる問題は,ATPSが効率的にリサイクルできないこと,その結果,高コストになり環境汚染につながることである。本研究では,新しい感温性共重合体ポリ(NIPA-co-BA)(PNBと略)を,モノマとしてN-イソプロピルアクリルアミドおよびN-ブチルアクリラートを用いて合成した。それは,別の新規pH感応性共重合体ポリ(AA-co-DMAEMA-co-BMA)(PADBと略)とATPSを形成しうる。pH-感温性の性質に基づいて,この共重合体は97%以上で回収リサイクルできた。ペニシリンGの生物変換を,PNB-PADBATPSにて行った。この系における基質,ペニシリンG,生成物6-APAおよびフェニル酢酸の最適化分配係数は,それぞれ3.87,3.54および1.76であることが分かった。このように基質および生成物は上相に偏在したが,一方,固定化ペニシリンアシラーゼは完全に下相に分配された。基質ペニシリンGは下相に入り,そしてそれは6-APAおよびフェニルアセタート酸に触媒され,次いでその生成物は上相に入ってくる。最後に基質および生成物の阻害を除去したが,その結果,生成物収率が改善された。生成物6-APAの収率は95.4%に達するだろう,そしてその値は単一水相におけるよりも10%より高い,ことが分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体のその他の性質  ,  チアゾール,イソチアゾール 

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