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J-GLOBAL ID：201002237966336490   整理番号：10A0596487

Bradyrhizobium japonicumに存在するチトクロムオキシダーゼの異なる生合成経路

Disparate Pathways for the Biogenesis of Cytochrome Oxidases in Bradyrhizobium japonicum

著者 (6件)： BUEHLER Doris (Swiss Federal Inst. Technol., Zuerich, CHE) ,  ROSSMANN Reinhild (Swiss Federal Inst. Technol., Zuerich, CHE) ,  LANDOLT Sarah (Swiss Federal Inst. Technol., Zuerich, CHE) ,  BALSIGER Sylvia (Swiss Federal Inst. Technol., Zuerich, CHE) ,  FISCHER Hans-Martin (Swiss Federal Inst. Technol., Zuerich, CHE) ,  HENNECKE Hauke (Swiss Federal Inst. Technol., Zuerich, CHE)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 21  ページ： 15704-15713  発行年： 2010年05月21日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ダイズ根粒菌Bradyrhizobium japonicumゲノムからチトクロムaa₃型のサブユニットIのCu_BセンターとサブユニットIIのCu_Aセンター形成に必要なミトコンドリア銅輸送シャペロンCox11とSco1のそれぞれホモログであるCoxGとScoI蛋白質をコードする遺伝子を同定した。それらのノックアウト変異体を作出し,aa₃型チトクロムオキシダーゼ形成の欠損,共生N₂固定欠損,さらにcbb₃型オキシダーゼ生合成に対するこの2つの蛋白質の関与を調査した。coxGとscoI遺伝子のノックアウト変異は,細胞膜でのチトクロムaa₃形成と活性を消失したが,cbb₃型チトクロムオキシダーゼの生合成および機能には影響を与えなかった。coxG変異は野生型と変わらない共生N₂固定能力を示したが,scoI変異はニトロゲナーゼ活性およびN₂固定活性を著しく低下した。aa₃型とcbb₃型オキシダーゼは極めて類似したCu_B含有活性部位を持つが,cbb₃型のサブユニットIの生合成には異なる経路が利用されることを明らかにした。

シソーラス用語： *Bradyrhizobium japonicum ,  *チトクロームcオキシダーゼ ,  サブユニット ,  代謝経路 ,  遺伝子破壊 ,  酵素欠乏 ,  窒素固定 ,  共生 ,  ペリプラズム ,  遺伝子
準シソーラス用語： coxG遺伝子 ,  scoI遺伝子 ,  *チトクロームaa3 ,  *チトクロームcbb3 ,  生合成経路

分類 (1件)： 酵素生理  (EG03052C)

タイトルに関連する用語 (3件)： Bradyrhizobium ,  チトクロムオキシダーゼ ,  生合成経路